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2022.03.29ブログ

守谷市文化協会音楽部会定期演奏会に出演します


こんにちは! SOUNDTREEピアノ教室の田中です。





ブログをご覧いただき、ありがとうございます。





今回は、2022年6月12日(日)に、守谷市中央公民館ホールで行われる、





守谷市文化協会音楽部会定期演奏会をお知らせします。













上記チラシの通り、私も出演する事になりました。





私の演奏曲目は、1.ショパン マズルカ 作品56より第1番ロ長調、第2番ハ長調





        2.ショパン 前奏曲集 作品28より第15番変ニ長調 「雨だれ」





        3.リスト パガニーニ大練習曲より第3番 「ラ・カンパネラ」





以上4曲です。





私は、ショパンが大好きなので、前回同様オールショパンプログラムも考えたのですが、今回は50代のうちに1度は弾いておきたい曲という事で、ラ・カンパネラを入れました。その前に演奏する3曲のショパンですが、昨年10月にショパンコンクールがありましたね。日本人ピアニストが2人(反田恭平さん、小林愛実さん)が入賞して話題になりましたが、そのお2人が3次予選で演奏した曲です。(反田さんがマズルカ作品56、小林さんが前奏曲作品28を演奏しました) 





その時に、何だかビビッと来た というか、私の心の琴線に触れた曲を選ばせていただきました。





マズルカは、ショパンの故郷ポーランドの民族音楽の1つですが、ショパンのマズルカは単なる踊りの曲ではなく、ショパンの心情、感情、心の動きを、マズルカのリズムに乗せて表現しています。





ショパンが心のままに歌いたいメロディーって、ロ長調という調性を使って作曲される事が多いそうです。ロ長調の曲は彼にとってすごく自然体のメロディーなんですね。この第1番も、語りのような部分あり、踊りが始まり、人数が増え盛り上がり、ショパンもそれにつれて楽しくなって来る…みたいな様子が想像できるような作品です。





第2番は、ポーランドの民族音楽(踊り)としてのマズルカらしい1曲です。土臭さというか、土着の踊りらしい部分あり、ショパンが故郷を懐かしんでいる様子あり、踊り疲れた愛らしい乙女たちが休憩している雰囲気もあり…みたいな、とても素敵な作品です。





雨だれの前奏曲という名前でよく知られている第15番ですが、大変美しいメロディーを持っています。後のリストと比較すると、ショパンは「引き算の美学」という感じで、この曲はまさにそれを地で行っているような、音を極力減らしたシンプルなつくりになっています。美しさの中に孤独や不安も垣間見える、1度聴いたら忘れられない曲になるのではないかと思います。





リストのラ・カンパネラは、雨だれとは正反対。ショパンが引き算ならリストは足し算に足し算を重ねて…という感じで、音の数が半端なく多いです。という事は演奏自体がとっても難しい曲という事で、ヴィルトゥオーゾ(超絶技巧)と言うにふさわしい曲です。19世紀前半にヴァイオリニストとして一世を風靡したパガニーニの曲を、リストがピアノソロ用に作り替えた曲です。もし機会があれば、原曲であるパガニーニの曲も聴いてみてください。





チケットは、未だコロナの行く末がはっきりしないため、まだ作っておりません。GW明け頃(1ヶ月前)に開催の判断をし、開催するとなれば、そこでチケットを作成します。ぜひ日程だけ空けておいていただければ嬉しいです。





それでは、また次回のブログをお楽しみに。










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